ボトルは下置き?上置き?どっちがおすすめ!?
せっかくウォーターサーバーを導入するのであれば、できるかぎり効果的な使い方を心がけたいものです。
気になるポイントのひとつとしてボトルが下置きのタイプか、あるいは上置きタイプのどちらを選ぶかといったことが挙げられるでしょう。この場合、どちらがよいのかこの記事で比較検証していきます。
下置きウォーターサーバーのメリット
まず、下置きのウォーターサーバーを選んだ場合のメリットについて解説を行っておきましょう。
・・ボトルが簡単に交換できる
まず考えられるのは、給水のためのボトルを簡単に取り替えられるということです。上置きのウォーターサーバーの場合、わざわざボトルを持ち上げなければ交換することができませんが、下置きの場合は下の扉を開けてボトルを引き出すだけで取り替えられるようになっています。
・・地震に強いとされている
また、ボトルが下に位置しているウォーターサーバーはその構造上、バランスが安定しています。これは地震等の災害が発生した際小さからぬメリットとなってくれるのです。地震によって激しい揺れが生じた場合、上に重心のある上置きウォーターサーバーでは勢いよく揺り動かされ、倒れてしまう可能性があります。しかし、下置きのサーバーであれば設置されたボトルが下部を支えてくれるので、多少の揺れに対して問題なく稼働してくれる可能性が大きいのです。
・・デザインがスッキリしている
上置きウォーターサーバーの一部の商品は、給水のために取りつけているボトル部分がむき出しになっており、少々不格好さを覚えることも少なくありません。しかし、下置き型のウォーターサーバーであれば基本的にボトル部分は収納部に隠されているので、「ボトルがむき出しなのはデザイン的にちょっと・・・」という方にもおすすめできます。
上置きウォーターサーバーのメリット
対して、上にボトルが設置されているウォーターサーバーの場合はどのようなメリットがあるのでしょうか。
・・音が大きくない
先ほどは下置き型ウォーターサーバーのメリットについて解説させていただきましたが、ああいったタイプのものには「音が大きい」といったデメリットもあります。構造上、ポンプで下から水を引き上げなければ給水が行えないので、「ボコン」といったような音がしてしまうのです。この音が好きという方もいらっしゃいますが、一方では「うるさい」「耳ざわり」と感じられる方もいるでしょう。上置き型ウォーターサーバーの場合、大きな動力を必要としないので、そういった音に悩まされることはありません。
・・ボトルが見やすい位置にある
これはいったいどういうことかというと、簡単に言ってしまえば「ボトルが立った人間の目線にある」ということです。たとえば下置き型ウォーターサーバーの場合、ボトルの残量を確認するためにはわざわざしゃがまなければなりません。しかし、上置き型のサーバーであれば、そういったことをしなくてもすぐに残量を確認することができるので、ひと手間減ります。
・・電力を使わず給水できる
これはあまり知られていないことですが、上置き型のウォーターサーバーはただ水を出すだけならば、電力を消費せず行うことができます。下置きのように水のくみ上げにモーターを必要としないからです。なので、上置き型であれば停電時であってもおいしい水を飲むことができると言えます。台風や雷等災害による停電はそうそう起こらないものではないため、こうしたトラブルに対応できるのは心強いです。
こんな人にはどちらがおすすめ?
これら2タイプのウォーターサーバーを比較した上で、それぞれどういった人におすすめができるのでしょうか。
・・力に自信のない人は下置き型
下置き型サーバーのメリットは、なんといってもボトルの交換が楽だという点です。わざわざボトルを上まで持ち上げる必要がないので、力のない方でも簡単に取り替えることができます。また、デザイン的にこだわりたいという方にもおすすめです。
・・こまめな人は上置き方
「給水が切れている状態を長時間放置したくない」「余計な生活音はきらい」という方には上置き型サーバーがよいでしょう。パッと見ただけで水の残量を確認できますし、騒音に関しても下置きより軽減できる期待があります。災害用の非常用水としてサーバーの導入を検討されているという方にとってもおすすめできます。
以上、上置き型と下置き型、それぞれのタイプのウォーターサーバーのメリットについて解説を行いました。ウォーターサーバーの種類は豊富であり、それぞれが異なった長所短所を持っています。ご自身の家庭環境やライフスタイルと照らし合わせ、どのようなサーバーを導入すればお得なのか、しっかり考えてみましょう。